USB車載扇風機レビュー|首元が快適!ヘッドレスト取付で夏の運転が激変

夏の車内はとにかく暑い。
エアコンをつけても、首元や背中に風が届かず、停車中などは蒸し風呂状態になることもあります。

そこで導入してみたのが、USB給電式の車載扇風機です。
実際に運転席で使ってみたところ、これが思った以上に快適だったのでレビューします。

商品の概要

今回使用したのはこちら、「Drawyume 車用扇風機」。

 

主な特徴は以下の通りです:

  • USB給電式(バッテリー非搭載)
  • 双頭ファン(2つのヘッドで独立可動・別方向に送風可能)
  • 3段階風量調節
  • 低騒音設計
  • 360度角度調整可能
  • LEDライト付き(スイッチ付近を照らす)
  • 約180cmのUSBケーブル付き
  • ヘッドレストへの簡単取り付け

昨年の夏にAmazonで購入してひと夏使用しました。冬の間は使っていませんでしたが、最近また暑くなってきたので再び使い始めたところですが、故障や不具合もなく快適に動作しています。

ちなみにAmazonでは、今回紹介する製品と非常によく似た中華系の車用扇風機が多数販売されています。私が使っているのは「Drawyume」というブランドのものですが、実際に使ってみて十分満足できる性能でした。

同じような形状・仕様の中で価格やレビューを見て、ほかの類似の商品を選ぶのもアリだと思います。

どれを選べばよいか迷う方は、私が実際に購入して使っているモデル「Drawyume 車用扇風機」を参考にしてみてください。

実際に使ってみた感想

取付完了・左右のファンが見える状態

私はこの扇風機を運転席のヘッドレストに取り付けて使用しています。
ファンの角度を調整して首筋に直接風が当たるようにセットすると、これが本当に気持ちいいんです。運転中のストレスが一気に減ります。

風量は3段階あり、私はエアコンと併用して最小風量で使っていますが、それでもしっかり涼しいです。電源・風量調節ボタンは左右の扇風機でそれぞれ独立しているので、片方だけONにしたり、左右で風量を変えたりすることも可能です。最大風量にするとそれなりに音は出ますが、近距離で風が来るので最大にする必要は基本ありません。

使ってみて特に良かったのは、首や頭が冷えることで“ボ~っとしにくくなる”点。
頭が冷えて気持ちがシャキッとして、結果的に安全運転にもつながっている実感があります。

さらに、首元を集中的に冷やすことで体感温度が大きく下がるため、エアコンの設定温度を下げたり風量を強くしたりする必要が減り、結果的に省エネにもつながっていると感じています。

また、双頭ファンはそれぞれが前後左右に自在に角度調整できるため、必要であれば助手席や後部座席にも風を送ることが可能です。同乗者にも快適な環境を提供できるのは地味に便利なポイントです。

なお、車用扇風機は、すでにサウナ状態になっている車内でいきなり回すと、熱風が循環してしまって逆効果になることもあります。まずはエアコンである程度車内を冷やしてから扇風機をオンにするのがおすすめです。そうすると冷えた風がうまく首元に当たって、一気に快適になります。

バッテリー非搭載なのが安心ポイント

最近は充電式・バッテリー内蔵の扇風機もありますが、車内にリチウムイオンバッテリーを置いたままにしておくのは非常に危険です。
真夏の車内は60度を超えることもあり、高温下ではバッテリーの劣化・膨張・発火リスクも高まります。

自分の首元で爆発炎上なんてされたら、たまったもんじゃありません。

この製品はバッテリー非搭載・USB給電式なので、取り付けっぱなしでも比較的安心です。
ただし、デメリットとして、エンジンがかかっていないと給電できないため使用できません。エンジンオフの状態でも使いたい場合は、モバイルバッテリーなどを活用すると良いでしょう。ただし、モバイルバッテリーを車内に置きっぱなしにしないよう注意が必要です。

取付・給電の注意点(実測情報あり)

取り付けは、ヘッドレストの2本のポールの間に、ばねで突っ張らせる構造です。
このため、ポールの間隔が狭いと取り付けができません。

私の車では、ヘッドレストのポールの間隔が約14cmあり、問題なく取り付けできました。
実際にサイズを測ってみたところ、少なくとも12cm程度の幅があれば装着できると思います。Amazonの商品説明では10~14cm対応となっていますが、実際には10cmではやや厳しく感じました。11cmならギリギリ装着できる可能性はありますが、余裕を持つなら12cm以上がおすすめです。

ヘッドレスト取付部(幅約14cm)

また、Amazonレビューでは、使用中にUSBケーブルのコネクタ部分を破損してしまったという報告も見られました。付属のUSBケーブルは約180cmあるので、基本的にはそれで間に合うと思いますが、無理に引っ張ったり曲げたりせず、余裕を持って配線することが大切です。必要に応じて、延長ケーブルを使うのも一つの方法です。ケーブルを破損してしまった場合でも、長めのUSBケーブルを購入し直せば引き続き使用できるかと思います。

ヘッドレスト背面の取り付け構造
後ろ側の様子。USBケーブルは中央に挿し込む。

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まとめ

夏の車内を快適に過ごすためには、風の当て方が大きなポイントになります。
このUSB車載扇風機を使えば、首元に風が届いて体感温度がぐっと下がり、運転中の快適さも格段にアップします。
バッテリー非搭載で安全性も高く、取り付けも簡単。関連アイテムを組み合わせればさらに便利に活用できる、夏にぴったりの実用的アイテムです。
私自身も昨年から継続して使用しており、実際に使ってみて本当におすすめできると感じています。

※記事中の商品リンクはAmazonアソシエイトリンクです