最近、テレビのニュースで「モバイルバッテリーが爆発した」という事故が取り上げられていました。
その中で専門家が言っていたのが、「バッテリーが膨張していたら危険。すぐに使用をやめてください」という言葉。
正直、それまでは他人事のように思っていたのですが、念のためと思って、 手持ちのモバイルバッテリーをチェックしてみると…
まさかの「うっすら膨らんでる」状態
手に取って横から見てみたところ、うっすらとですが本体がふくらんでいるように見えました。

一見しただけではわかりにくいものの、ほんの少し膨らんでいるのが確認できました。上下のケースの継ぎ目にもわずかな隙間ができているように見えました。
普段だったら気づかない程度で、ニュースを見ていなければ完全にスルーしていたと思います。
どんな状態だったら危ないの?チェックポイントまとめ
自分のモバイルバッテリーが大丈夫かどうか心配になった方のために、
公的機関が発信している情報をもとに「要注意なサイン」を以下にまとめておきます。
要注意なサイン(東京消防庁・NITEなどの注意喚起より)
- 本体が膨らんでいる/ケースの継ぎ目が開いている
- 熱くなりやすい/充電中に異常に熱を持つ
- 焦げたようなニオイがする(異臭)
- 充電のもちが急激に悪くなった/充電できない
- 充電時の音が変/異音がする(パチパチ、ジジジ…など)
- 落としたり、水に濡れたことがある
ひとつでも当てはまるようなら、使用をやめて処分を考えるタイミングかもしれません。
参考リンク:
処分はどうすれば?
膨らんでしまったバッテリーは、絶対に燃えるごみには出せません。
お住まいの自治体が定める処分方法に従うことが最も重要です。
自治体の「小型充電式電池回収ボックス」や、家電量販店などに設置されたリサイクルBOXに持っていくのが一般的ですが、地域や店舗によって異なる場合があります。
わからないときは、自治体のホームページで
「リチウムイオン電池 処分」などと検索するか、ごみの担当部署に直接問い合わせてみるのもよいでしょう。
ちなみに、今回うっすらと膨らんでいたバッテリーのほか、異常が見られなかったものも含めて、手元にあった古いモバイルバッテリーを数個まとめて処分しました。(住んでいる自治体の指定回収日に、定められた方法で出しました)
中には10年以上前に購入し、充電速度の遅さや容量の低下が見られるものの、目立った異常は確認できないバッテリーもありました。しかしやはり古いバッテリーを使い続けるのは不安が残ります。数千円したものなので少しもったいない気もしましたが、安全には代えられないと思い切って手放しました。
貧乏性なので「まだ使えるかも」とつい思ってしまうのですが、やはり安全の方が大事ですね。
安全性を重視するなら、こんな選択肢も(安全基準の変化にも注目)
ちなみに最近、エレコムから「ナトリウムイオン電池」を使ったモバイルバッテリーが登場しました。
このナトリウムイオンタイプは、従来のリチウムイオンよりも膨張や発火のリスクが低いといわれています。
もし安全性を最優先したいなら、こうした製品を選ぶのもひとつの手です。
私も次に買い替えるときは、ナトリウムイオン電池を使ったモデルなど、安全性に配慮した製品を検討してみようと思っています。
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なお、日本国内では2024年12月から、モバイルバッテリーに使われるリチウムイオン電池の技術基準が強化され、電池セルごとに電圧監視機能を備えた設計が求められるようになっています。
この改正は、発火や過充電による事故を防ぐ目的で行われたもので、2024年12月以降に販売される新製品はこの基準への適合が義務づけられています。
買い替えの際は、こうした最新の安全基準に適合しているかどうかも重要な確認ポイントとなります。
参考リンク:https://smbiz.asahi.com/article/15541243
まとめ
一見問題ないようにみえるモバイルバッテリーも、実は危険が潜んでいることがあります。
他人事と思わず、念のために一度確認してみることをおすすめします。
自分のバッテリーにも思わぬ異常が見つかる可能性があります。
こうした異変を見逃さずに気づけるかどうかで、リスクを減らせるかが大きく変わってきます。
また、モバイルバッテリーの安全基準は近年強化されており、古い製品を使い続けるよりも、新しい基準に適合した製品への買い替えを検討するのが良さそうです。
