OPPOが新製品発表会ライブ配信|Reno13 AとA5 5G、AI強化モデルが登場か

 

※この記事は、2025年6月19日のOPPO新製品発表会の開催前に執筆された予想記事です。
実際の発表内容とは異なる可能性があります。最新情報は公式発表をご確認ください。

1. 発表会の概要と注目ポイント

OPPO Japanは、2025年6月19日(木)13時より、新製品発表会をYouTubeでライブ配信する予定です。
ティザーには、「AIスマホで、新しい毎日がはじまる。」というコピーが掲げられており、製品単体というよりはAI機能を全面に打ち出す発表内容であることが予想されます。

国内向けとしては、ミドルレンジの「OPPO Reno13 A」が軸であることはほぼ確実ですが、もう一つの話題はエントリーモデルでありながら最新AI機能に対応したOPPO A5 5Gの日本版が投入される可能性です。

 


2. OPPO Reno13 A:定番シリーズの進化は?

OPPOの「Reno A」シリーズは、日本市場に特化したミドルレンジモデルとして長年人気を誇っており、これまで防水・おサイフケータイ・有機ELディスプレイなど、日本のユーザーに嬉しい機能をバランスよく搭載してきました。

今回登場が予想されるReno13 Aも、その流れを受け継ぐモデルになると見られています。現時点では詳細なスペックは明らかにされていませんが、SoCの進化やAI処理能力の強化、そしてカメラ機能の刷新などが期待されます。

なお、Reno13 Aに搭載されるSoCについては正式発表を待つ必要がありますが、予想されている「Snapdragon 6 Gen 1」が採用された場合、過去モデルのReno9 Aに搭載されていたSnapdragon 695と比べて、CPU性能は最大40%、GPU性能は最大35%、AIパフォーマンスは最大3倍に向上するとされています。
これにより、画像処理をはじめとするAI機能の実用性も一段と高まることが期待されます。

販売形態については、これまでと同様にSIMフリーモデルとキャリアモデルの両方で展開される見込みで、日本仕様として防水・防塵・Felica対応も期待されます。
日常使いに配慮されたバランスの良い1台となることが予想され、幅広い層にとって引き続き有力な選択肢になるでしょう。

 


※編集追記(2025年6月19日)
この記事は発表前の予想をもとに執筆しています。
実際の発表会では OPPO A5 5Gの発表はありませんでした。代わりに、上位モデルとなる OPPO Reno 14 5G が登場しました。
ただし、A5 5Gのグローバル版はすでに発表済みであり、日本市場への投入が今後行われる可能性もあります。引き続き情報を注視していきます。

3. OPPO A5 5G:AI時代のエントリーモデル

6月19日の発表会では、もう一つの新製品としてOPPO A5 5Gの存在にも注目が集まっています。
このモデルは、海外ではすでに発表されており、耐衝撃性・大容量バッテリー・AI機能の搭載が特徴のエントリー~ミドルレンジ向けスマートフォンです。

特に注目したいのは、AIを活用した高度な画像処理機能の数々です。
OPPO A5 5Gでは、以下のような3つのAI画像機能が搭載されていることが海外モデルの情報から確認されています。

  • AI Eraser(AI消しゴム):不要な人物や物体をタップで消せる写真編集機能
  • AI Smart Image Matting 2.0:人物などを自動で切り抜き、背景と分離。SNS投稿などに便利
  • AI Clarity Enhancer:写真のディテールを自動で強調し、より鮮明に補正する機能

これらの機能は、これまで主にミドル〜ハイエンド機に搭載されてきた機能であり、エントリーモデルであるA5 5Gに採用されるのは注目に値します。

また、6,000mAhという大容量バッテリーや、アウトドアモード・グローブ操作対応など、実用性重視の機能も豊富に搭載。防塵・防水性能(IP65)やミリタリーグレードの耐衝撃設計も備えており、屋外での使用にも強いタフネス設計となっています。

このような特徴から、A5 5Gは「AIスマホ」としてのテーマ性にも合致しており、Reno13 Aとは異なるアプローチで、AI時代の“実用重視派”に向けた新提案となるかもしれません。


4. Reno13 AとA5 5Gの位置づけと違い

「Reno13 A」と「A5 5G」は、性能面では前者が確実に上位ですが、それぞれ異なる魅力を持っています。

Reno13 Aは、有機ELディスプレイやおサイフケータイ、薄型で上質な筐体設計など、日本市場に最適化された“バランス重視”のスマートフォン
一方A5 5Gは、6,000mAhの大容量バッテリーやIP65の防水・耐衝撃性など、タフネス性能とAI機能の体験重視型スマホといえます。

また、A5 5Gが「AI画像編集の入口機」として“AI推し”を前面に打ち出している一方で、Reno13 Aはより幅広い機能の中にAIを自然に組み込むスタイルになる可能性もあります。

両者の違いは、高性能なバランスモデルと、AI+実用機能の実践派モデルという棲み分けに見られるかもしれません。

 


5. 発表会で確認すべきポイントと今後の展開

6月19日のOPPO新製品発表会では、実際の製品がどのような仕様で登場するのか、そしてAI機能がどの程度まで実用的に使えるのかが最大の注目点となります。

特に注目したいのは以下の点です:

  • Reno13 A/A5 5G の正式なスペックと価格
  • 対応するAI機能の違い(AI消しゴム/画像切り抜き/鮮明化など)
  • 国内販売形態(SIMフリー・キャリア版の展開)
  • 発売日や販路、予約開始のタイミング

また、今後はReno13 AとA5 5Gを皮切りに、今後登場する他のOPPO機種にもAI編集機能が順次搭載されていく可能性があり、AIスマホの普及が一気に進むかもしれません。

 


6. まとめ|AI時代のスマホ選び、新たな選択肢に注目

今回の新製品発表は、単なるスペック更新にとどまらず、「AIをどう日常に取り入れるか?」というテーマに対するOPPOなりの答えが示される場となりそうです。

Reno13 Aは、従来の強みを維持しつつ、AI処理性能やカメラ機能などの面で進化する定番モデル。
A5 5Gは、AI機能をしっかり搭載しつつも、耐久性やバッテリーなどの“実用性”にフォーカスしたモデル。

この2機種の登場により、スペック重視か、実用特化か、AI機能をどう活用するかという視点でのスマホ選びがより楽しく、戦略的になるかもしれません。

発表後の詳細やレビューをもとに、それぞれの特長を見極めていきたいところです。